それに現世と来世を結ぶ浄土式庭園と鮮やかな彩の樹木だった。 ここで早速集合写真。
歩き始めてすぐに藪の中の三仏磨 崖像。 すこし進むとカラスの壷には岩に 掘り込まれた線彫燈蘢と火袋に彫 り込みを作り、そこへ灯明が供え られるという珍しい磨崖仏がある。
やさしい笑みをたたえた「わらい 仏」には心が和やまされたし、首 切地蔵の名称には驚かされたが、 首筋がほっそりしていることから ついた名前で、典型的な日本美人 の像だった。
当尾では最古の阿弥陀如来坐像、この地の近くで昔首切 の処刑が行われていた。 この像は都会に出ていたものを地元の人努力で釈迦寺跡 の現地へ取り戻した。 首が細いところから”首切地蔵”の名称がついたと言わ れている。
アジサイや紅葉で有名な岩船寺では住職からお寺にまつわる話や、再 建された三重塔の苦労話、数々の重要文化財に関するお話を15分近くも ユーモアーたっぷりな説明を受けた。
昼食は境内の庭や奈良一帯が 見渡せる貝吹岩などで、三々 五々お弁当の花が広がる。
しかし、なんと言っても圧巻は路傍に吊り下げられた野菜や花の百円 ショップ。 農家の方々が居る販売所では100円の袋詰めが多すぎるので半分の 50円分だけ買いたいと袋から半分取り出す猛者の会員もいたが、気持 ちよく応じてくれていたようだ。 「河合町歩こう会」ならぬ「河合町買おう会」の面々は、道の駅やお 土産店での買い物と違って、路傍の百円ショップでの買い物に大満足だ ったようだ。 サブリーダーや参加者の皆さんのご協力で、予定より早く無事に帰着 できたことに感謝します。
文:松浦 武 写真:逸見 吉志