バルト三国とフィンランド   
[その4] フィンランド 
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9月1日〜3日                   佐-103 逸見 吉志

 旅行も大詰めを迎え今日9/1日から最後のフィンランドである。
 11時50分発リトアニア・ヴィリニュス空港から1時間あまりで再び
ヘルシンキ空港に降り立つ。
 昼食は機内食で済ませていたので、すぐ市内観光にでかける。
 大東亜戦争(太平洋戦争)後始めて日本が参加したヘルシンキオリ
ンピックは、我々の年代では大変懐かしく思い出すことだろう。
 そのオリンピックスタジアムの前に立つヌルミ選手のランニング姿
の像の前で、妻と二人で同じポーズをとる。
 (パーヴォ・ヌルミは9個の金メダルを獲得したフィンランドでは
超有名マラソン・ランナーだ。)

 次は音楽家ジャン・シベリウスを記念して作られたモニュメント。
 

  ヌルミ選手像とオリンピックスタジアム    シベリウス記念モニュメント
                         (シベリウスについて)

 そのあと、岩盤をくりぬいて作られたテンペリアウキオ教会(削岩
機で掘ったダイナマイトを仕掛ける穴の跡が半分縦縞になって残って
いる、1969年)や、ヘルシンキの象徴である大聖堂(1852年)を訪ね
華麗な建築、壮大なパイプオルガンなどに感嘆した。
 
  パイプオルガンとテンペリアウキオ教会         大聖堂

その後、今日から連泊する「ナーンタリスパホテル」に入った。
 最高クラスの五つ星ホテルで温泉プールとサウナがあり、夜は思う
存分楽しもうと思ったが・・・ここでちょっとハプニング!
 サウナの入り口は19時以降はロックが掛かり、カードキーが無けれ
ば開かない仕組み。
 サウナで汗を流した後、プール(水着着用)へ行くため海水パンツ
をはこうとロッカーへ入ったつもりが、なんとサウナの入り口から出
てしまい、ドアロックが掛かってしまった。
 カードキーはロッカーの中、身に着けているものはフェイスタオル
1枚のみ、トホホホホ・・・。
 近くに電話もなし、あったところで「締め出された」が通じる訳も
なし、思案に暮れた10分(実際には2分足らずか?)、幸いにも駐在
員らしき日本人3世代家族5人が来られ、ヤレヤレ助かった!!!

 明けて9月2日、とうとう最後の観光だ。
 5時起床、5時半朝食、6時15分出発でタンペレに向かう。
 8時半クスケセ広場に到着、ムーミン谷博物館の開館時間が9時と
いう事で広場近くのマーケットに向かうが、方向を間違ったので写真
1枚撮っただけで買い物をする時間がなく、そのまま博物館へ行く。
 

    運河のある町       クスケセ広場風景      マーケットのパン屋

 ムーミン谷というからには郊外の谷間にでもあるのか?と思ったら
町のど真ん中!それに館内は撮影禁止!
 でも世界中で愛され親しまれているムーミンの原画や、物語を再現
した精巧な模型など、1200点もの展示物が皆を楽しませてくれた。
 ムーミンを漫画化したのは日本らしく、日本語の漫画本も沢山展示
されていた。
      
     ムーミン谷博物館     街角のポスター

 次に森と湖が美しいヌークシオ国立公園に移動、ホテル・シーカラ
ンタ近くの湖畔にあるテントで、サーモンの燻製とビーフと野菜炒め
の昼食を済ませ、1時間あまりのミニハイキング。
 ここは国立公園であるが、野生のブルーベリーなどの採集はOKで
あり、籠一杯に赤い実を摘んだ地元のご婦人とすれ違った時、覗き込
むツアーの面々に言葉は解らずとも「どうぞ」とばかり籠を差し出し
てくれた。
ハイキングコース沿いにも採り残されたブルーベリーがあり、黒ずん
だ実は結構甘かった。
 

   焼けたかな?  ハイキングコース  点在する湖のひとつ  ブルーベリー


 ハイキングのあとテントサウナを楽しむ。
テント内のストーブの上の石が赤くなっている所
に水をぶっ掛けると、蒸気がブワーッと立ち上り
テントの中は60℃、隣の小屋はもっと暑く70℃も
あるのでは?
5分も居れば息苦しくなり、すぐ前のハシゴから
湖に入り(水温5℃)冷やしてまたテントへ戻る。
 一度目は腰、二度目首まで浸かるのが精一杯だったが、三度目は思
い切って50Mほど泳いでみた、気持ちいいーっ。
他の人はすぐサウナに戻ったので、証拠写真が無いのが残念!!!

 これで全行程が終了、ホテルに戻りリトアニアで買ったウィスキー
を空けて最後の夜を楽しむ。

9月3日帰国日、午前中は自由行動だったので、近くのスーパーで、
ユーロ貨幣を使い切るべく、計算機片手にあれやこれやと品物選び!
あとホテル周辺を散策し、13時にホテルを出て、ヘルシンキ空港17時
54分発AY077便で帰国の途に着いた。
         

      ホテルの裏側、シップホテルもある       ホテル玄関前

 今回の旅で気付いたことだが、外国では昼間でも自動車のヘッドラ
イトを点けて走るのは、カナダやスイスで体験済みだが、ここバルト
三国やフィンランドの信号は、青から赤に変わるときは日本と同じ、
黄色が4〜5秒点灯するが、赤から青に変わるときにも、2〜3秒間
赤と共に黄信号が点くこと。
まるで「もうすぐ青になるから早くスタートの態勢をとりなさい」と
言ってる様だ。
         
       ラトビア       リトアニア       フィンランド

 最後に小噺をひとつ・・・
 フィンランドの女性は子供と独身者以外はすべて老婆と呼び、独身
者はたとえ90歳になっても、老婆とは呼ばない。
 なぜなら当地では、奥さんのことを「ローバ」と言うそうな・・・

 9月4日9時5分、関空に降り立ったとたん「暑つーッ」
 フィンランドは最高13℃、最低3℃で霜が降りてたよ!
                       以上