梅の花の匂う山辺の道
       全コースを完歩   
  写真をクリックすると拡大されます、ブラウザの「戻る」で戻ってください。

  '04年2月29日 参加6人(阿久津・石原(悦)・石原(利)・岡山・松井・横井)

 5月開催予定の例会の下見の下見、を兼ねて『河合町歩こう会』会員
の阿久津さんの紹介で、『浪花歩け歩け協会』主催の山辺の道全コース
を歩いてきました。(30数キロ)

当日は未明からはげしい雨、それでも定刻の8時
30分には6人全員が近鉄奈良駅に集合、協会役員
さんによれば「いつもは百人くらいの参加者です
が、今日は天気が悪いので32人です」とのこと。
激しい雨をついて9時ジャストに出発、近鉄奈良
駅から東向き商店街を真中あたりで左折、興福寺

の境内から飛火野を経て春日大社の境内へ、更に春日原始林から高畑町
と進むが歩調はとんでもなく速い。
 追付くのがやっとでメモなんか取ってると、たちまち最後尾になって
しまう。
 岡山会長はじめ松井さん、横井さんの3人は本番に備え、分岐点に来
ると方角を指差している姿をデジカメに納める。
 道は昨年9月の例会で歩いた山の辺北コースのほぼ逆コースだが、白
豪寺の上、奈良市民墓地の道路を経て、ぬかるんだ山道を辿り、10時に
舗装道路へ。

 雨は小止みになり、少し寒いが思いきって、超スピードで汗まみれの
レインウエアを脱ぐ。
 大和青垣の山々は雨にけむり、振り返る奈良の街ももやの中、奈良盆
地に向って流れる川は、どれも夜来の雨をのせて濁って流れも速い。
 竹やぶが続き、その中に梅の花がひっそりと咲いている。
 それもまた早春の山の辺の道の風情か。

10時35分円照寺着、トイレ休憩5分。
円照寺太子堂への石段を上って下り、再び舗装さ
れた広い道路へ。
ため池の横を右折すると急な登りが10分続く。
(下りは7分)。
続いて雨を含み、ひっそりと静まりかえった竹薮

を黙々と歩く。
 スピードは少し落ちたように思うが、それでも歩く位置はしんがりに
近い。
 竹やぶを過ぎると街並みが見え展望は少し開ける。
 11時15分柳茶屋、ここで少しだけ休憩、みんな思い思いに喉を潤す。
 11時25分弘仁寺、この階段はかなりきつい。
 ただし梅は満開、民家を越えて奈良盆地の風景はいいと思うが、雨上
がりのどんよりとした雲が景色をさえぎっている。
 弘仁寺の坂を下ると昼食予定の白川溜池はもうすぐ。
 シャープ天理工場の大きな建物が目の前にそびえている。

11時50分白河溜池の休憩所で弁当を開く。 参加者は大阪・奈良はもちろん東京、名古屋、津と広範
囲にわたっている。
ここで「終着点の桜井に16時到着」と聞く。
このスピードなら「さもありなん」と納得はしたが、果たしてついて行ける
のか不安になる。
 「まるで修行僧のような速さだ」とは参加者の意見。
 寒くなったので昼食を30分で切り上げ12時20分出発。
 5分で高速西名阪自動車道をまたぐ長い橋へ。

 橋が尽きた地点で左折、竹やぶに覆われた山道を越えると、右にみか
ん畑、左に柿畑の広がる道路の脇には天理高校農事部の菖蒲園がある。
 「見頃は5月」の立て札、本番の頃はきっと参加者を喜ばせてくれる
だろう。
 このあたりから天理独特の屋根の連なりが目に飛び込んでくる。
 「昼食後の登りはきつい」と松井さんがぼやく。いくたびか上り下り
を繰り返し、やっと13時石上神宮に到着、コースの中間点は越えた。
 ここで参加者に協会から6本入りの乳酸飲料が配られる。
 「一人1本の予定だったが、参加者が少ないので6本にした」と。
 うれしい反面「重いのに困った」の感想も。
 主催者側から「桜井までは各自自由歩行にする」と発表される。

 天理農園(13時25分)から青垣トレイルセンターまではついていった
が、阿久津・石原(悦)両氏は協会の人達と一緒に先行し、あと4人は
マイペースに。  (それでも時速5`は堅持しましたよ)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
* 天理農園手前でのハプニング、石原(利)がなんと40数年前の独身
 時代に同じ寮で暮らした人が、このハイキングに参加していたことが
 判ったのです。
  懐かしいやらうれしいやら、堅い握手で再会を喜びました*

* もうひとつのハプニング・柳本古墳群付近の道で、河合町さわやか
 ウォーキングの人たちと出会ったこと。
  「奈良から歩いてきた」に驚いていました*
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 柳本を越えると道は歩き慣れた山の辺の道。
 少し余裕が出来て路傍や庭先の花を観賞しながら歩く。
 山裾を彩る白やピンクの梅はいうまでもなく、足もとにふきのとうも
見つけた。
 岡山会長からはサザンカと椿の違いの説明もあり。
 松井さんが道端で農家が直接販売している採りたてのイチゴを購入。
 お裾分けしてもらったのが乾いた喉になんと美味かったことか。

 14時45分景行天皇陵付近で『桧原神社まで2.7`』の標識あり。
 岡山会長から「15時15分までに桧原神社に着こう」の提案、横井さん
が俄然張り切る。
 確かな足どりでぐんぐんスピードを上げるが、男3人はついていくの
がやっと。
 おかげさまで目標どおり15分ジャストに到着。
 境内の椅子に荷物をおろしほっとひと息。
 雨上がりのガスが三輪山の稜線を駆けのぼって行く。
 地図を見ながら「桜井まであと4`」の声に励まされ、重い腰を上げ
再び歩き出すが、左足のマメが少しづつ大きくなっているのが実感でき
足取りは進まない。
 歩きやすいように作られた石畳がかえってこたえる。
 メモを取る気力も湧いてこない。
 黙々と惰性で歩いている自分に気がついた。
 松井さんも筋肉痛に襲われているようだ。
 横井さんは依然快調で、岡山会長のおしゃべりにも愛想がいい。
 いくつかの坂道を越え、3時45分三輪神社の門前に到着。

 ここまで来れば初瀬川は目前、渡り切って4時30分にゴールの桜井駅
に無事到着。

 先行した健脚組の阿久津さん、石原(悦)の二人
は16時に桜井到着。
 歩け歩け協会のスタンプもゲットし、われわれ
の到着を待っていてくれました。
 そのスピードに改めて脱帽。

 桜井駅南側の食堂で30数キロのコースの全員無事完歩を祝って祝杯。
 乾杯を終えて家路を辿る6人に、桜井駅のホームから見た葛城山の右
肩に沈む夕陽が健闘をたたえてくれているようでした。
 春爛漫の5月7日の本番には、もっと沢山の楽しい出来事が待ってい
るでしょう。
 より多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
                以上 (石原 利徳)  

 管理人より
  お疲れ様でした、あまり撮る暇も無かったようなので、メンバーの
  写真のほかに、古い写真を探し出して使いました。

  わが友「えびのり」さん、写真を無断借用しました、悪しからず!